ざあざあ

ざあざあと雨が降る

窓の外は水滴だらけだ

大量の水滴が灰色の雲から落ちてくる

数えきれないほどの水滴の向こう側に広がる風景

晴れた日には見えるはずのあの山がどこかに消えている

窓から見える道路で車が走るたびに、タイヤが水を踏みつける音がする

空から舞い落ちる水の粒

道路から川へ、川から海へ、混ざって溶けて消えていく

END

スポンサーリンク

小説 TOPに戻る